臨床経験を活かせる!ツアーナースのバイト

持病がない人は基本的に鎮痛剤、風邪薬、整腸剤があれば大丈夫です

少し余分に持っていく

何泊もの旅行に行くとき、特に目的地が海外の場合は、どんな薬を持っていけばいいのか悩む人は少なくありません。「万が一に備えて」と、薬局で普段使ったことのない薬をあれもこれもと買い揃えても、適切に服用できるとは限りませんし、ほとんどの場合使わずにそのまま持って帰ってくるでしょう。

かといって、旅先で体調が悪くなったら、現地の薬局で買えばいいと楽観的に考えて、何も持っていかないのもNGです。体調不良や病気は、薬局が営業している日中に起きるとは限りません。しかも、海外の場合、薬の商品名は様々ですので、日本と同じ薬を買おうと思った場合は一般名(成分名)をあらかじめメモに書いておかないと外国語で説明するのは一苦労です。

泊りがけの旅行に行くときは、健康状態に関係なく、@鎮痛剤を5〜6回分、A風邪薬を5〜6回分、B旅行日数分の整腸剤の3つを持っていくことが推奨されます。いずれも飲み慣れた薬が理想です。

薬局で市販されているロキソニンなどの解熱剤は、旅先での突然の頭痛や歯痛に速やかに対処できますし、ほとんどの鎮痛剤には解熱作用がありますので、熱が出たときにも使用できます。海外旅行の移動手段である飛行機の機内は非常に乾燥しているため、風邪を引きやすい状態にあります。また目的地と日本の気温の差が大きいと風邪を引きやすくなるので、風邪薬も必須です。

海外では普段食べなれていないものを口にしたり、生の果物や野菜、水でお腹の調子が悪くなる人が多いので、整腸剤も欠かせません。目的地に到着したその日から、毎日少しずつ服用しておくのも、予防として重要です。

健康な人はこの3つで十分ですが、アレルギー体質の人はその対処薬、胃の弱い人は胃薬など、その人の体質と持病にあった薬も必要です。心臓病高血圧症喘息などの持病があって、処方薬を継続して服用している方は、海外旅行の前に医師に相談しましょう。処方薬で持病をコントロールしていている場合、現地トラブルで帰国が遅れたときに病気が悪化しかねないので、少し余分に薬を持っていきましょう。

 
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