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高血圧や糖尿病などを「適用外」とする保険が多いので高齢者は注意が必要です

持病がある方は契約前に確認を!

海外での病気や事故のケガで医療機関を受診することを考えて、「海外旅行保険」に加入してから旅行へ出発する方が大半だと思います。しかし、「保険に加入=病気・怪我をした際の経済的な負担が軽くなる」というわけではありません。

なぜなら、海外旅行保険には「適用外」の項目があり、@糖尿病や高血圧などの持病の悪化、A虫歯などの歯科の病気、B妊娠に関係した体調の悪化、Cレントゲンでは確認できないむち打ちや腰痛、D危険が伴うスポーツ(ダイビング、登山など)によるケガや病気…などはほとんどの保険で適用されていないのです。

中高年にとって高血圧や糖尿病は一般的な病気で、50歳代では4人に1人、60歳代で3人に1人、70歳以上では2人に1人が高血圧といわれているくらいです。糖尿病も現在治療を受けている人だけで200万人強で、その予備軍は1400万人はいるとされています。

これらの持病が保険の適用外となると、多くの中高年の方にとって、保険は決して万能なものではなく、旅行する際の安心を補償してくれるものでもありません。ただし、持病も適用となる保険、あるいは「特約(主契約にオプションとして購入できる保障)」で持病が適用となることもありますので、持病が心配な人は保険会社のホームページなどで比較・検討してみることをオススメします。

また、保険に付帯している「電話による日本語の医療案内サービス」につられて加入する方も少なくないと思います。たしかに、日本語が通じない海外で病気やケガをした際に、電話をすれば日本語で対応してくれ、日本語が話せるスタッフがいる医療機関(治療費はキャッシュレスでOK)を紹介してくれるサービスは魅力です。

しかし、電話サービスで紹介されるのは保険会社と契約している一部のクリニックに過ぎませんので、対応できる病気に限りがあります。ちょっとした腹痛や腹痛、骨折程度なら問題ありませんが、脳卒中や心筋梗塞など一刻を争う急性疾患の場合はクリニックでは対応しきれません。クリニックに搬送されれても、医師に「専門病院での治療が必要」と判断されて、再度違う病院へ搬送され、処置に必要な貴重な時間が失われてしまいます。最悪の場合、死亡するケースも考えられます。

電話医療サービスは軽い症状が出たときの相談先くらいと考えて、重篤な症状が現れた場合には、語学力に関係なく、真っ先に救急車を呼ぶことが大切です。旅のお供となる各種ガイドブックには国別の救急車番号と簡単な症状の伝え方が掲載されています。語学力が不安な方は財布などの携行品にそのページをコピーして入れておくとよいでしょう。

病気や怪我の治療費などが補償されますが、保険により内容や限度額が異なります

日本語が通じるサービス案内

病気
慣れない長距離の移動や日本との温度差などが原因で、海外旅行先で風邪や急性胃腸炎にかかり病院のお世話になる方は少なくありません。海外旅行保険では、病気になったときの治療費用、入院費用が補償されます。

怪我
交通事故や転倒などによる怪我の治療費用、入院費用、後遺症が生じた場合についても補償されます。

救援者費用
被保険者が病気や怪我のため3日以上の入院が必要な場合、あるいは事故などで遭難した場合に、日本から家族が現地に向かう際の費用が補償されます。万が一、被保険者が死亡した場合には痛い処理や移送にかかる費用もカバーされます。

賠償責任
ショッピングの際に誤って店の商品を壊してしまったり、ホテルのバスタブでお湯をあふれさせて、あたり一面水浸しにしまったなど、法律上の賠償請求を受けた場合について補償されます。

携行品
デジタルカメラやカバン等、身の回りの物が事故で破損したり、盗難に遭った場合、一定の範囲内で補償されます。ただし単純な置忘れや遺失などは支払いの対象になりません。現金やクレジットカード、コンタクトレンズ等、補償の対象外の携行品もありますので、各保険会社に確認しておきましょう。

航空機遅延費用
航空機の6時間以上の出発遅延、欠航、運休、もしくは登場受付業務のミスによる搭乗不能が生じた場合、出発予定時間から6時間以内に代替の航空機を利用できない場合、被保険者が自己負担したホテル代や食事代などが補償されます。

海外旅行中に病気や怪我、盗難などに遭ってしまった場合、速やかに各保険会社に保険金請求書を提出するようにしましょう。保険金請求書は、保険化乳児に保険会社から渡されている保険小冊子のなかにあるものを使用し、記載されている「ご請求のご案内」「記入上のご注意」などに従って、必要事項を埋めていきます。大事故や、請求書類の記入の仕方がわからない場合は、事故受付センターまたは契約先の代理店に自己の通知をしましょう。

保険金請求書を記入し、署名・捺印をしたら、保険金請求に必要なほかの書類と一緒に封筒に入れて保険会社の担当部署に送付します。これで保険金請求手続きは完了です。

保険会社はこれらの補償以外にも、海外で病気や怪我をした際に備えて様々なアシスタンスサービスを用意しています。内容は保険会社によって異なりますが、一般的なのは「キャッシュレスメディカルサービス」と「緊急医療アシスタンスサービス」です。

「キャッシュレスメディカルサービス」は、保険会社の提携病院であれば、保険証券およびパスポートを提示することで、現金の支払いなしに治療を受けることができるサービスです。アメリカのように医療費が日本の5〜6倍かかるところもあるので、いざというときに助かるサービスです。

「緊急医療アシスタンスサービス」は、日本語での意思疎通が困難な海外で怪我や病気になり、最寄の病院や日本語が通じる病院を知りたいとき、病院や日本への緊急移送が必要な場合に、サポートをするサービスです。被保険者が遭難したり行方不明になったりした場合の捜索・救援機関の紹介・手配、現地へ赴く家族のホテルの手配等も行ってくれます。

 
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