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心臓病の内服薬、携帯型の血圧計、英文診断書を持参して、体調が悪化した場合に備えましょう

注意すべき症状を確認

心筋梗塞は発症3時間以内に循環器を専門とする医療機関で治療を受けることができれば、多くの人は助かる病気ですが、言葉の壁がある海外では医師に伝えるべき医療情報が不足するため、先進国であっても手遅れになることがしばしばあります。そのため心臓に持病がある方が旅行する場合は、事前の準備を入念に行う必要があります。

まず、自分の病気をよく診てもらっている種々いに相談して、病状と健康状態を調べてもらい、旅行中に注意すべき症状や体調変化をしっかり確認しておきます。心臓に持病があっても、悪化の前断簡や初期に安静もしくは予防的な治療を行うことで最悪の事態になるリスクを軽減することができます。

心臓病の症状は、病気によってさまざまですが、心不全の症状としては咳、頻脈、倦怠感、下肢浮腫、体重増加などが一般的です。咳や倦怠感をかぜの症状と誤認されることもあるため注意が必要です。主治医には、旅行先、滞在日数、スケージュールなども見てもらい、現在の心臓の状態で無理なく旅行ができるかも判断してもらいましょう。

旅行に持参するものとしては、心臓病の薬が必須となります。悪天候や交通事情などを考慮して、本来の旅行日数よりもやや多めの量を持っていきます。海外で日本と同じ心臓病の薬を手に入れることは困難です。また散剤(白い粉末)は税関で麻薬と疑われることもあるので、医師にはできるだけ錠剤の薬を処方してもらうようにしましょう。

携帯用の血圧計を持参することも、血圧の変動や頻脈が起きていないかを確認するのに役立ちます。普段よりも血圧の変動が大きかったり、頻脈が起きる、あるいは疲労感や体調不良を自覚した場合には、休息するようにしましょう。

万が一、旅行中に心臓病が悪化した場合ですが、普段は英会話が得意な人であっても、心臓病で苦しいときに自身の状態を的確に英語で伝えることは困難です。医師や救急隊は、迅速な治療を行うためにも、一刻も早く患者の既往歴や病状、常用薬を知る必要があります。そこで役立つのが英文診断書(トラベルカルテ)です。

状態が悪化した場合には、一刻も早く総合病院や心臓病センターを受診します。治療開始までに要する時間が、予後を左右することが多いため、救急車で対応可能な病院へ直行します。救急外来の初心は若手医師が対応することが多いと考えられますが、心臓病の場合は専門医が引き継ぐのが一般的です。

 
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